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パプーシャの黒い瞳

  • ぱぷーしゃのくろいひとみ
  • PAPUSZA
  • PAPUSZA
  • 平均評点

    68.1点(93人)

  • 観たひと

    127

  • 観たいひと

    20

  • レビューの数

    23

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 ポーランド
製作年 2013
公開年月日 2015/4/4
上映時間 131分
製作会社 Argomedia Productions
配給 ムヴィオラ
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

(C) ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013

解説

ジプシー初の女性詩人プロニスワヴァ・ヴァイス(愛称:パプーシャ)の波乱の生涯を、ポーランド現代史とともにモノクロ映像で綴ったドラマ。「ニキフォル 知られざる天才画家の肖像」のクシシュトフ・クラウゼと妻のヨアンナ・コス=クラウゼが共同監督。主演は、クシシュトフ・クラウゼ監督「救世主広場」のヨヴィタ・ブドニク。

あらすじ

1910年。ある小さな町で、1人のジプシーの赤ん坊が生まれる。人形好きな、まだ若い母親は、その子に“人形”を意味する“パプーシャ”と名付けた。呪術師は、“この赤ん坊は恥さらしな人間になるかもしれない”と予言する。1949年。パプーシャ(ヨヴィタ・ブドニク)たちジプシーの前に、作家で詩人のイェジ・フィツォフスキ(アントニ・パヴリツキ)という男が現れる。秘密警察を殴って追われた彼は、隠れる場所を探していた。1921年。まだ少女のパプーシャは、泥棒が隠した盗品の中から、文字が印刷された紙を見つける。ジプシーは“悪魔の力”と呼んで文字を忌み嫌ったが、文字に惹かれる心を抑えられないパプーシャは、鶏を授業料代わりに、白人に読み書きを教えてほしいと頼む。だがある日、町の酒場で起きた揉め事がきっかけとなって、ジプシーたちの馬車が焼き討ちされた。パプーシャには、それが文字を覚えた自分への天罰に思えた。1949年。ジプシーたちに混じって暮らしていたフィツォフスキは、何気なくパプーシャの口を突いて出た言葉を耳にして、彼女の詩の才能に気付く。1925年。15歳のパプーシャは、父の兄に当たる演奏家のディオニズィ(ズビグニェフ・ヴァレリシ)と結婚。ディオニズィが、パプーシャの美しさに魅かれたのだ。だが、パプーシャは遥かに歳の離れた夫を拒む。1952年。ジプシーたちの定住政策が政府によって実施される中、フィツォフスキはパプーシャの詩を、ポーランド語に翻訳して出版することを思いつく。フィツォフスキは大物詩人のトゥヴィムに相談。トゥヴィムは、パプーシャの詩にある簡潔さと平明な強さにすぐさま魅了される。これをきっかけに、やがてパプーシャは、ジプシー詩人として大きな注目を集めるが……。

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