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筑波海軍航空隊

  • つくばかいぐんこうくうたい
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  • 平均評点

    66.8点(14人)

  • 観たひと

    21

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 戦争
製作国 日本
製作年 2015
公開年月日 2015/8/1
上映時間 99分
製作会社 (企画・製作 プロジェクト茨城)(制作プロダクション シグロ/制作 パルコ)
配給 パルコ(配給協力 シグロ)
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー(一部モノクロ)
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

(C)2015プロジェクト茨城

解説

茨城県笠間市に存在した戦闘機の教育訓練部隊“筑波海軍航空隊”。太平洋戦争当時、この部隊で訓練を受け、特攻隊として出撃した若者たちの姿を、生存者の証言や残された日記などから辿ったドキュメンタリー。終戦70周年を迎え、当時の若者の心情や取り巻く状況を明らかにし、戦争がもたらしたものの大きさを改めて問いかける。

あらすじ

敗色濃厚な太平洋戦争末期。爆弾を抱えた零戦で、アメリカの軍艦に体当たり攻撃を命じられた若者たちがいた。生きて帰ることのない“神風特別攻撃隊=カミカゼ”と呼ばれた若者たちだ。茨城県笠間市に存在した戦闘機の教育訓練部隊“筑波海軍航空隊”でも84名の若者が沖縄戦のための特攻隊に編入され、60名が亡くなった。その中心は、学徒出陣のために大学を中退し、特攻隊に志願した若者たち。“お国のために”命を投げ出すしかなかった時代の空気の中での志願だった。戦後70年を経て戦争経験者の高齢化が進み、その体験を語る機会が失われつつある。本作では、戦争の終結によって生き残った元特攻隊員の証言を集め、その素顔を探ることによって彼らが経験した戦争の真実に迫る。筑波海軍航空隊の司令部庁舎など、当時の建物が現存する笠間市では、地元の人々によって戦跡の保存や資料収集など、町に刻まれた戦争の事実の掘り起こしが行われている。自分たちの町で飛行訓練を行い、出撃していった特攻隊員たち。これまで語られることのなかった彼らの想いに耳を傾け、知られることのなかった事実を調査し、次世代にどう伝えていくのか。地元の人々の熱い想いと丁寧な取り組みが、本作に結実した。

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