都会の片隅で楽しく暮らしていた町ネズミのガンバとマンプクはある日、“海は世界で一番広くて大きい”と聞き、海を目指して旅立つ。港に着いた2匹が、船乗りネズミの宴に参加していたところ、弱りきった島ネズミの忠太が助けを求めて現れる。聞けば、島ネズミたちが白イタチに襲われて苦しんでいるというではないか。ところが、船乗りネズミたちは、敵の白イタチが“ノロイ”だと聞いた途端、勝ち目がないと逃げ出してしまう。絶望に打ちひしがれる忠太の姿を目の当たりにしたガンバは、自分だけでも島ネズミを助けようと決意。夜が明けて出航の時。だが船には、ガンバの心意気に引かれたボーボ、ヨイショ、ガクシャ、イカサマ、マンプクが乗り込んでいた。いよいよ幕を開ける冒険。ガンバと仲間たちは、どのようにしてノロイに立ち向かうのか!?海の果てで彼らを待ち受ける運命は……!?