刑務所を出獄したフレデリック・J・フレンジャー(アレック・ボールドウィン)通称“ジュニア”はマイアミの空港に降り立つと、近寄って来たクリシュナ教徒の指の骨を折り、ショック死させてしまう。ジュニアはホテルの部屋で娼婦スージー(ジェニファー・ジェーソン・リー)を買うが、2人は瞬く間に恋に落ちる。一方、空港での殺人事件を追うホーク・モーズリー警部(フレッド・ウォード)はジュニアを訪ねるが、翌日、ジュニアから逆に家を襲われ、警察バッヂを盗られた上に重傷を負う。盗んだバッヂを使って、泥棒から金を巻き上げて生活の糧を得るジュニアはスージーと郊外に新居を借りる。悪事をやめるとスージーに約束をするジュニアだったが、コイン商の強盗殺害を働いてしまう。居合わせた復讐心に燃えるモーズリーは、彼を追い詰め射殺するのだった。