ニューヨークのブルックリンに住む40代のドキュメンタリー映画監督ジョシュ(ベン・スティラー)と映画プロデューサー、コーネリア(ナオミ・ワッツ)の夫婦は、子供は作らないと決めていた。ジョシュは新作をなかなか完成させられないままアートスクールで講師を務め、コーネリアは著名な監督である父の作品ばかりを手がけており、行き詰まりを感じていた。ある日、ジョシュはアートスクールの聴講生である監督志望のジェイミー(アダム・ドライバー)とその妻ダービー(アマンダ・サイフリッド)に声をかけられる。ジェイミーの作品を見てほしいと招待され彼らの家に赴くと、LPレコードやVHSテープ、レトロな雑貨、手作りの家具に囲まれていた。ジョシュとコーネリアは、常識にとらわれずクリエイティブな生活をする二人に刺激を受ける。ユニークなセンスを持つ若いカップルと交流していくうちに、ジョシュとコーネリアはエネルギーを取り戻していく。しかし野心を秘めたジェイミーの映画作りに巻き込まれていくうちに、思いがけない人生の選択を迫られる。