カンフー・ジャングル

「孫文の義士団」のテディ・チャン監督と主演のドニー・イェンが再びタッグを組んだカンフー・アクション。レイモンド・チョウのカメオ出演など、往年の香港カンフー映画に対するオマージュをふんだんに盛り込み、武術界チャンピオン連続殺人事件を巡る物語が展開する。クライマックスの13分に及ぶ死闘は大きな見どころ。

ハーハウ・モウ（ドニー・イェン）は、警察の武術教官でありながら、一門の名を上げるために私的試合で殺人を犯して服役中。だが、武術界チャンピオンの連続殺人事件が発生したことから、ロク警部（チャーリー・ヤン）への捜査協力と引き換えに、仮釈放となって犯人を追うこととなる。事件が続くことを予言するハーハウ。その言葉通り、次々と武術界のチャンピオンたちが自分の得意とする武術で殺されてゆく。犯人の目的は……？そしてハーハウとの関係は……？