“人狼ゲーム”とは、参加したプレイヤーが、“村人”と“人狼”に分かれ、互いの生存を賭けて繰り広げる究極の頭脳ゲームである。多数派の村人は、互いに協力しながらプレイヤーの中に潜む少数の人狼を見つけ出して処刑し、少数の人狼は、村人たちを欺き、その皆殺しを狙う。このゲームに参加することになった森井あやか(高月彩良)たちに、ルールが告げられる。“この中には3人の人狼役が紛れ込んでいます。それ以外は村人側。毎日20時に、住人は自分が人狼だと思う相手に投票してください。最も多くの票を集めた住人が死亡します。人狼は零時から2時までの間に部屋を出て、村人の中から1人を選んで殺害してください。”そして、あやかが引いたカードは“狐”。その勝利条件は、“ゲーム終了時に生存していること”。狐は予言者の占い対象になると死亡する。だが、村人側が人狼を全滅させる、もしくは人狼と村人側が同数になった時点で生き残っていれば、狐だけが勝利。他には人狼が3人、予言者1人、霊媒師1人、用心棒1人。残りの5人は能力を持たない村人。あやかはそこで、運命的な出会いをする。参加者の中にいた多喜川陽介(柾木玲弥)に一目惚れしたのだ。だが果たして、陽介は人狼なのか?それとも村人なのか?陽介と自分が生き残ることを目指して、あやかはゲームに参加するが……。