1983年イギリス生まれのエイミー・ワインハウスは、10代でレコード会社と契約を結び、弱冠20歳で完成させたデビューアルバム『Flank』が大きな評価を得た後、続くセカンドアルバム『Back to Black』が全世界1200万枚のセールスを記録、グラミー賞5部門受賞を成し遂げる。50年代のジャズ、60年代のソウル・ミュージックをアップデートしたサウンドにのせられたグルーヴ感溢れる彼女のヴォーカルは、世界中の音楽ファンを魅了し、レディー・ガガら名だたるミュージシャンたちからも賞賛された。だが、2011年7月23日、27歳の若さで急逝。本作は、人生をひたむきに駆け抜けた“孤高の歌姫”エイミー・ワインハウスの未公開フィルムや貴重なプライベート映像、関係者へのインタビュー取材をもとに彼女の半生に迫り、その心に秘められた真実を明らかにしてゆく。