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だれかの木琴

  • だれかのもっきん
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  • 平均評点

    69.4点(241人)

  • 観たひと

    325

  • 観たいひと

    57

  • レビューの数

    52

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2016
公開年月日 2016/9/10
上映時間 112分
製作会社 『だれかの木琴』製作委員会(シグロ=木下グループ=東映ビデオ=ホリプロ=ポニーキャニオン=イースマイル・レボリューション)(制作プロダクション シグロ=ホリプロ)
配給 キノフィルムズ
レイティング 一般映画
アスペクト比
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声 5.1ch
上映フォーマット

スタッフ

監督東陽一 
脚本東陽一 
原作井上荒野:(『だれかの木琴』(幻冬舎文庫))
企画山上徹二郎 
製作山上徹二郎 
木下直哉 
間宮登良松 
菅井敦 
三宅容介 
仲村淳 
田中啓介 
プロデューサー山上徹二郎 
撮影辻智彦 
美術露木恵美子 
装飾松尾文子 
主題曲井上陽水:(「最後のニュース」)
録音小川武 
音響効果中村佳央 
照明大久保礼司 
編集東陽一 
大重裕二 
衣裳デザイン宮本まさ江 
ヘアメイク小沼みどり 
アソシエイト・プロデューサー鈴木俊明 
城戸史朗 
ライン・プロデューサー渡辺栄二 
製作担当中円尾直子 
プロダクションマネージャー佐々木正明 
助監督藤江儀全 

キャスト

(C)2016 年「だれかの木琴」製作委員会

解説

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」の東陽一が、直木賞作家・井上荒野の小説を映画化したサスペンス。平凡な専業主婦、親海小夜子は、初めて訪れた美容室の美容師・山田海斗に心を奪われ、やがて彼に執着するようになった小夜子の行動は常軌を逸してゆく。主人公の主婦を演じるのは「野のなななのか」の常盤貴子。彼女が執着する美容師には、「セトウツミ」の池松壮亮が扮している。

あらすじ

“親海小夜子様。本日はご来店、ありがとうございました。”郊外の一軒家に引っ越してきたばかりの小夜子(常盤貴子)は、初めて訪れた美容室MINTの美容師、山田海斗(池松壮亮)からのメールを受け取る。“今後ともよろしくお願いします”と返信する小夜子だったが、店では“営業メールにレス?珍しいな”と驚かれていた。専業主婦の小夜子は、警備機器会社に勤める夫の光太郎(勝村政信)と、中学生の娘かんな(木村美言)と3人暮らし。仕事熱心で優しい夫と素直な娘に囲まれた家庭に、何の不満もなかった。特に趣味もなく、友だちに会うこともない小夜子は、毎朝2人を送り出した後は、黙々と家事をこなす日々。ところが翌日、海斗は小夜子からのメールに困惑する。新しいベッドが届いたと写真を送って来たのだ。“誘ってんだよ”と眉をひそめる海斗の恋人・唯(佐津川愛美)。だが海斗は何となく、そんな単純なものではないと感じていた。返信しないまま2週間が過ぎた頃、短大のクラス会があるからもう少し髪を切りたいと小夜子が店にやってくる。翌日、ヘアスタイルをほめられたと報告するメールが届く。店長(日比大介)からは、そういう客は大切にしろと言われるが、海斗の胸のもやもやは広がってゆくばかり。やがて、返信が待ちきれなくなった小夜子は、店での会話を手掛かりに、海斗のアパートを探し当てる。その夜、海斗が帰宅すると、玄関に袋に入った苺のパックがぶら下がっていた。“たくさん買いすぎたのでどうぞ”という小夜子のメモと共に。自分の口の軽さに激しく後悔する海斗。数日後、小夜子はふと“火曜日は休みです”という海斗の言葉を思い出し、引き寄せられるようにアパートを訪れる。ドアの前で一瞬躊躇してから、呼び鈴を押す。近くまで来たという小夜子を招き入れる海斗。“そんなつもりじゃないんです”と慌てながらも、小夜子は吸い込まれるように部屋へ足を踏み入れる……。

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