ワシントンD.C.に暮らす優等生のケビンが銃殺される。警察は、事件はチンピラの黒人少年が麻薬を巡るギャング同士の抗争に巻き込まれたものであり、犯人は組織内で始末されたとして、早々に捜査を畳もうとする。しかしケビンが麻薬に関わって殺されたなどありえないと考えた親友のアディソン(アンセル・エルゴート)は、彼の名誉を取り戻すため、恋人未満の幼なじみフィービー(クロエ・グレース・モレッツ)と一緒に独自に事件を追い始める。しかし警察は証言を取り合わず、学校は大学への推薦状を餌に捜査を牽制するなど、まるで街中が事件から目を背けているようであり、ケビンの両親も息子はこの街に殺されたと口をつぐむ。違和感を抱いたアディソンとフィービーは、やがて戻れぬところへ踏み込んでいく。