1967年。ノルウェーの首都オスロに住むセブ、グンナー、オーラ、キムの高校生4人組はビートルズに憧れ、それぞれビートルズのメンバーに自分たちを重ね合わせていた。ライブに出ることを夢見て倉庫でビートルズの曲を演奏したり、隠れ家でビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を聴いて衝撃を受けたりと、4人はいつも一緒だった。ポール・マッカートニーの髪形を真似ているキムは、ある日、映画館に行った帰りに見ず知らずの女の子にキスされる。それ以来、彼女が誰だかわからないまま、架空のラブレターを書くのに熱中。その一方で、ヘビに襲われそうになっているところを助けた転校生にも惹かれていく。