寡黙でストイックな空手家のケンジ(ハヤテ)は、女優を夢見てロサンゼルスに留学した妹マユミ(紗倉まな)が音信不通になったことを知り、不安を募らせて渡米する。テキサス州エルパソ郊外の辺境地域。マユミは謎の組織“キャピタル・メサイア”に拉致されていた。そこでは、教祖バンデンスキー(カーク・ガイガー)が、本物の拷問や強姦、殺人の様子をインターネット中継する超高額の会員制違法サイトを経営していた。マユミは、そのために世界中から集められた生贄の1人だったのだ。幼い頃に両親を亡くし、“空手で強くなって、絶対にマユミを守ってやるから”と誓ったケンジは、その思いを胸に妹の救出に挑む。卑劣な組織相手に、ケンジの殺人空手が炸裂する!