ジャン=ポール・サルトルの短編小説『一指導者の幼年時代』をベースに映画化したミステリー。ヴェルサイユ条約締結直前のフランスを舞台に、アメリカからやって来た政府高官の幼い息子が、やがて狂気のモンスター“独裁者”へと変貌してしまうまでの謎に迫る。監督は、「メランコリア」「エスコバル 楽園の掟」など俳優としても活躍、本作が長編デビューとなるブラディ・コーベット。出演は「あの日の声を探して」のベレニス・ベジョ、「ニンフォマニアック」のステイシー・マーティン、「ディーン、君がいた瞬間(とき)」のロバート・パティンソン、「殺しのナンバー」のリアム・カニンガム、本作が映画デビューとなるトム・スウィート。音楽を「ポーラX」のスコット・ウォーカーが担当する。