ある日の放課後、門脇瀬名(市川美織)はハンカチを返そうと校舎の屋上で憑対弓立(りりか)を待っていた。居眠りをしてしまった瀬名が目を覚ますと、暗くなった学校に閉じ込められてしまったことに気付く。電波が届かず電話も通じない。そんな外部から完全にシャットアウトされた校内で瀬名の目に映ったのは、手を切断されて苦しんでいる女の子だった。巨大な光や世界が赤く染まっていく不思議な現象が起こるなか、少女たちの殺し合いがはじまる。殺らなければ殺られるだけ。何のためにこの不条理な戦いが仕掛けられたのか。そして少女たちの戦いを煽っているのは誰なのか。残り4日、3日、2日、そして1日……。少女たちの殺戮のカウントダウン、最後に生き残るのは誰なのか……。