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フジコ・ヘミングの時間

  • ふじこへみんぐのじかん
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  • 平均評点

    74.5点(116人)

  • 観たひと

    153

  • 観たいひと

    17

  • レビューの数

    22

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 伝記
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2018/6/16
上映時間 115分
製作会社 日活=ユニバーサルミュージック=祭=スピントーキョー=読売新聞社(制作プロダクション:祭)
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督小松莊一良 
構成小松莊一良 
エグゼクティブプロデューサー新井重人 
企画プロデュース千葉広二 
企画小松莊一良 
プロデューサー小室直子 
撮影監督青木正 
撮影小松莊一良 
サウンドトラック・プロデューサー西尾勇哉 
ミキシングエンジニア坂元達也 
編集小松莊一良 
ライン・プロデューサー佐藤裕武 
小松上花 

キャスト

出演フジコ・ヘミング 
大月ウルフ 
ナレーション三浦透子 

(C)2018「フジコ・ヘミングの時間」フィルムパートナーズ

解説

ピアニストのフジコ・ヘミングの軌跡からプライベートまで密着した初のドキュメンタリー。スウェーデン人の父との別離、母からの厳しいレッスン、ハーフへの差別、貧しい留学生活、聴力の喪失など苦難を乗り越え、夢を諦めなかった彼女の人間性と音楽に迫る。監督は、様々なミュージシャンのMVやドキュメンタリーを手掛ける小松莊一良。

あらすじ

日本人ピアニストの母と若きロシア系スウェーデン人デザイナーの父を両親として、ベルリンに生まれたフジコ・ヘミング。父と別れ、東京で母の手ひとつで育った彼女は、5歳から母の手ほどきでピアノを始める。東京芸術大学を経て、NHK毎日コンクール入賞、文化放送音楽賞など多数受賞し、30歳でドイツへ留学する。ベルリン音楽学校を優秀な成績で卒業すると、その後長年にわたりヨーロッパに在住し、演奏家としてのキャリアを積みながら、レナード・バーンスタインなど世界的音楽家からの支持を獲た。しかし、一流の証となるはずのリサイタル直前に風邪をこじらせ、聴力を失ってしまう。失意のなかストックホルムに移住し、耳の治療の傍ら、音楽学校の教師の資格を取得し、ピアノ教師をしながら欧州各地でコンサート活動を続ける。1999年、リサイタルとNHKのドキュメント番組が大反響を呼び、リリースしたデビューCD『奇蹟のカンパネラ』はクラシック界異例の大ヒットを記録した。これまで2枚のCDで日本ゴールドディスク大賞、4度にわたる各賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞し、モスクワ・フィル、ロイヤル・フィルなど世界各地の著名オーケストラと共演を果たした。現在、ヨーロッパをはじめ、北米、南米、ロシアなど世界中からリサイタルのオファーが絶えず、年間70本近くの公演活動で多忙を極めながら、猫や犬をはじめ動物愛護への関心も深く、長年チャリティー活動も続けている。パリ、ニューヨーク、アルゼンチン、ベルリン、京都……。世界を巡るフジコの心震えるワールドツアーでの演奏や、自宅で愛する猫たちに囲まれて暮らすプライベートに迫る。

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