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31
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6
(C)2017「恋とボルバキア」製作委員会
セルフドキュメンタリー「アヒルの子」でデビューした小野さやか監督作品。セクシュアル・マイノリティの人々の姿を通して、曖昧で混沌とした性や、恋や夢、幸せのかたちや生きづらさに限りがないことを描き出す。プロデューサーは、「FAKE」の橋本佳子。
大手広告代理店の推計では、日本人の7.6%がセクシュアル・マイノリティであるという。体の性、心の性、好きになる性、表現する性……いくつもの要素からセクシュアリティを考えることができるが、それはまた新しいディジタルな境界線を引くことであるかもしれない。お洒落がしたくて女装を始めたらいつのまにか男の人に恋をしていたり、素敵な女の子に一目惚れをしたら彼女は彼だったなど、私たちの性はとても曖昧でカラフルで混沌としていることを本作は教えてくれる。その分、恋や夢や、幸せのかたちも、抱える生きづらさも限りがないのだ。
REVIEW 日本映画&外国映画:「恋とボルバキア」
UPCOMING 新作紹介:「恋とボルバキア」
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