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109
(C) 2017 TESSALIT PRODUCTIONS–ROUGE INTERNATIONAL–EZEKIEL FILMS–SCOPE PICTURES–DOURI FILMS PHOTO(C) TESSALIT PRODUCTIONS–ROUGE INTERNATIONAL
第90回アカデミー賞で、レバノン史上初となる外国語映画賞にノミネートされた社会派ドラマ。人種も宗教も異なるふたりの男性の間に起きた些細な口論。ある侮辱的な言動をきっかけに裁判沙汰となり、メディア報道は過熱、国家を揺るがす騒乱にまで発展していく。監督・脚本を手がけたレバノン出身のジアド・ドゥエイリは、クエンティン・タランティーノ監督のアシスタント・カメラマンという経歴を持ち、本作が長編4作目。第74回ベネチア国際映画祭で、パレスチナ難民のヤーセルを演じたカメル・エル=バシャが最優秀男優賞を受賞した。
レバノンの首都ベイルート。自動車修理工場を営む、キリスト教徒のレバノン人トニー(アデル・カラム)と、住宅補修の現場で働くパレスチナ難民のヤーセル(カメル・エル=バシャ)。そんな二人の間に起きた些細な口論が、ある侮辱的な言動をきっかけに法廷へと持ち込まれる。両者の弁護士が論戦を繰り広げるなか、メディアはこの衝突を大々的に報道。事態は国全土を巻き込む騒乱へと発展していく……。
2018年 第92回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞:外国映画ベスト・テン
2018年 第92回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞:読者選出外国映画ベスト・テン
REVIEW 日本映画&外国映画:「判決、ふたつの希望」
UPCOMING 新作紹介:「判決、ふたつの希望」
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