1973年、世界中で9,000 万人の目を釘づけにした決戦があった。女子テニスの世界チャンピオンのビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)と、元男子チャンピオンのボビー・リッグス(スティーヴ・カレル)の対決だ。女子の優勝賞金が男子の1/8 だったこの時代、男女平等を求めたビリー・ジーンは、仲間と共にテニス協会を脱退し、“女子テニス協会”を立ち上げた。待ち受ける数々の試練に立ち向かっていたビリー・ジーンに、“男性優位主義の代表”として挑戦状を叩きつけたのがボビー。ギャンブル癖が原因で、最愛の妻から別れを告げられたボビーは、この試合に人生の一発逆転を賭けていた。果たして、一度は挑戦を拒否したビリー・ジーンが、すべてを賭けて戦う理由とは……?世界中が見守る中、“バトル・オブ・ザ・セクシーズ=性差を超えた戦い”が幕を開ける……。