“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋(岡田准一)は、どんな相手も6秒以内に殺すと言われ、裏社会では誰もが恐れる存在だった。仕事をし過ぎた彼に、ボスはミッションを与える。それは、1年間誰も殺さず、一般人に溶け込み普通に暮らすというもの。もし、休業中に誰かを殺したら、ボスがファブルを殺すという。ファブルは佐藤アキラと名乗り、相棒のヨウコ(木村文乃)と共に、生まれて初めて一般人として暮らし始める。バイトをしたり、インコを飼ったり、殺しを封じて普通の生活を満喫し始めた矢先、ファブルの命を狙う組織や、ファブルに助けを求める人たちが現れ、裏社会のトラブルに巻き込まれていく。ついにはファブルが一般社会で出会い、世話になった女性ミサキ(山本美月)が人質にとられてしまう。ファブルはヨウコの協力のもと、誰も殺さず人質を救出するという無謀なミッションに挑む。