1978年、ハロウィンの夜、アメリカ・イリノイ州ハドンフィールドで精神病棟から殺人鬼マイケル・マイヤーズが脱走。彼は真っ白なハロウィンマスクを被り作業つなぎの出で立ちで次々に人々を惨殺していった。一人の女子高生ローリー・ストロードの命を狙うマイケルはすんでのところで射殺されたはずだが、遺体が消える。この恐怖の化身を、人々は畏怖の念を込めてブギーマンと呼んだ。事件から40年後の2018年。ハロウィンを間近に控え、40年前の凄惨な殺人事件の真相を追うジャーナリストのアーロン(ジェファーソン・ホール)とデイナ(リアン・リース)は、マイケルが収監されている精神病棟を訪ね、主治医のサルテイン(ハルク・ビルギナー)に話を聞く。サルテインによると、この40年間マイケルは一言も話さず、動機や感情は一切不明であった。病院を後にしたアーロンとデイナは、事件の被害者で唯一の生き残りローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)の元へ。彼女は事件以来トラウマが残り気難しい人間になっており、マイケル・マイヤーズが人知を超えた恐怖の化身ブギーマンであることを主張し、それ以上話すことはないと二人を冷たくあしらう。家族と一緒に過ごすよりも、マイケルが再び目の前に現れることを想定し非常事態に備えてきたローリーは、娘のカレン(ジュディ・グリア)からは距離を置かれ、孫のアリソン(アンディ・マティチャック)からは心配されている。ハロウィン前夜、精神病棟から患者を輸送する車が横転。警察が駆けつけたときには、同乗していた警察官や他の精神病患者は息絶え、マイケル・マイヤーズは忽然と姿を消していた。カレンは母の言葉を信じず、またアリソンはハロウィンパーティーに出向いている中、ローリーは再び街に解き放たれたブギーマンとの対峙を決意。40年の時を経て、再び恐怖に満ちたハロウィンが始まる……。