二人の“JOE”を中心に結成した大人気ロックバンド・JoKersは、人気絶頂のなかで突然解散した。1年後、JOE(山本涼介)は米デビューを果たし、もう一人のJOEこと海江田丈(福山翔大)は解散をきっかけに音楽をあきらめ、別の道を進もうと大学で退屈な日々を過ごしていた。JoKersのメンバーだった晴信(小林亮太)と昴(熊谷魁人)は丈ともう一度音楽をやりたいと、ロックカフェオーナー・照雄(西村まさ彦)に相談する。照雄は思い付きで初心者女子高生バンド・DROP DOLLを結成させ、音楽への情熱を取り戻させるため丈に指導を任せる。突然バンドを組むことになった桜、真緒、リナの3人は、丈の厳しい指導に反発しながらも、音楽の楽しさに目覚めていく。丈はそんな真っ直ぐな彼女たちを見ているうちに、徐々に音楽への想いをよみがえらせる。しかし、彼女たちの初ステージが目前に迫ったとき、JOEが帰国し、JoKers解散の本当の理由が明らかになる。