幼い頃、姉のジェシカ(フリーデリーケ・ベヒト)と共に、両親が強盗に殺害される現場を目撃したソフィー(フリーダ=ロヴィーサ・ハーマン)。ジェシカはそのトラウマと妹を守らなければという強い思いから、精神のバランスを崩し、ソフィーを必要以上に束縛し、依存するようになっていた。やがて、犯人の出所を知ったジェシカは復讐を計画。ところが、突然の事故で命を落としてしまう。深い悲しみに襲われながらも、前向きに新たな人生を歩もうと決意するソフィー。だがその日から、たびたび記憶を失い、気がつくと見知らぬ場所で目を覚ますようになっていく。記憶を失っている間の行動を調べ始めたソフィーは、自分が姉の名を名乗り、犯人への復讐を遂げようとしていることを知る……。