クリスマスイブの朝、薬物依存症の治療施設に入っているはずの19歳のベンが突然実家に戻ってきた。久しぶりの再会に母ホリーが喜ぶ一方、疑い深い妹アイヴィーと良識ある継父のニールは、過去の経緯からベンが何かトラブルを起こさないか不安に駆られる。24時間ホリーの監視下に置くことを条件に、両親はベンの滞在を一日だけ認めたものの、その夜教会でのクリスマスの催しから戻ると、家の中が荒らされ愛犬が消えていた。ベンのかつての仲間による仕業であり、ベンの過去に対する報いに違いなかった。犬を取り戻そうと飛び出し、過去を清算しようとするベン。息子の人生を食い荒らす恐ろしい事実を知るホリーは、ベンを救うことが出来るのは自分だけであることに気付き彼を全力で守ろうと決心するが、ベンは姿をくらましてしまう……。