イギリスの田舎町リトル・ヘブンの高校生アナ(エラ・ハント)は幼いころに母を亡くし、今は父トニーと二人で暮らしている。学校ではダサい幼馴染ジョン(マルコム・カミングス)、ラブラブなカップルのクリス(クリストファー・レボー)とリサ、嫌がらせが止まらないオラオラ系の元カレのニック(ベン・ウィギンス)、SNSでソウルメイトを探し続けるステフ(サラ・スワイヤー)など、くだらない連中に囲まれていた。アナはこのパッとしない生活から抜け出すため、大学に進学せずに世界を旅しようと考え、そのチケット代を稼ぐため、トニーに内緒でジョンと一緒にバイトに精を出す。ジョンはアナの願いを応援しながら、密かに彼女に想いを寄せていた。あるクリスマスの日、旅行の計画がバレてトニーとアナは大ゲンカする。翌朝、アナとジョンが学校へ行く途中、スノーマンの着ぐるみを着た血だらけの男が現れ、ジョンに襲いかかる。その瞬間、アナは公園のシーソーで男の頭を吹き飛ばす。男の正体がゾンビだったことを信じないアナに、ジョンは町から脱出しようと説得する。しかしアナは、昨日のことを謝るためトニーを探すことを決意する。二人は、クリスマス学芸会のため学校に取り残されたトニーとクラスメイトを救出しようと、ゾンビたちと戦う覚悟を決める……。