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(C)2019「静かな雨」製作委員会/宮下奈都・文藝春秋
宮下奈都による同名小説を原作に「わたしは光をにぎっている」の中川龍太郎監督が映画化。大学の研究助手・行助は、こよみという女性が経営する鯛焼き屋に通い始め、次第に2人は親密になっていく。そんなある日、こよみが交通事故に遭い記憶障害を抱えてしまう。行助を「タロウのバカ」の仲野太賀、こよみをアイドルグループ『乃木坂46』を卒業し、本作が劇場映画デビューとなる衛藤美彩が演じる。第20回(2019)東京フィルメックス コンペティション参加作品。
大学で生物考古学研究助手をしている行助(仲野太賀)は、ある日、パチンコ屋の駐車場でおいしそうな鯛焼き屋を見つける。そこは、こよみ(衛藤美彩)という女性がひとりで経営する鯛焼き屋だった。やがて、2人は言葉を交わすようになるが、ある朝、こよみが交通事故に遭い、意識不明になってしまう。行助が毎日のように病院に通うなか、こよみは奇跡的に意識を取り戻す。しかし、事故の後遺症で記憶障害を抱えてしまうこよみ。事故以前の記憶は残っているが、目覚めてからの記憶は一日経つと消えてしまう。行助は、記憶が刻まれなくなったこよみと、以前と変わらずに接していこうとするのだが……。
REVIEW 日本映画&外国映画:「静かな雨」
Interview/BOYS, BE AMBITIOUS:仲野大賀「静かな雨」
UPCOMING 新作紹介:「静かな雨」
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