大原空(堀田竜成)は中学二年生のときに、授業の課題で『LET IT BE』という曲を作る。それを軽い気持ちで動画サイトにアップしたところ、一夜にして大ヒットする。一般のニュースにも取り上げられ、一躍時の人となり、自信を持った空は楽曲制作に夢中になっていくが、その後作った歌の評判はどれも思わしくない。ついには空を攻撃するようなコメントも飛び交うようになり、傷ついた空は音楽に触れるのをやめてしまう。やがて空は高校二年生になり、三年生を送る会のメンバーとして忙しい日々を送っていた。その会の目玉の一つとして、在原守人(石渡真修)、神楽坂宗司(吉田知央)、宗像廉(植田慎一郎)、七瀬望(沢城千春)と即席バンドを組んでバンドを組み、ライブをすることになったのだ……。