1969年、ワシントン州シアトル。テッド・バンディ(ザック・エフロン)とシングルマザーのリズ(リリー・コリンズ)は、あるバーで恋に落ちる。デッド、リズと彼女の幼い娘モリーの3人は幸福を絵に描いたような家庭生活を築いていくのだった……。そんなある日、車を運転中のテッドは信号無視で警官に止められ、車の後部座席に積んでいた道具袋を疑われて逮捕されてしまう。それは、マレーで起きた誘拐未遂事件の容疑であった。その前年にも女性誘拐事件が発生しており、キング郡警察の発表によると、目撃された犯人らしき男の車はテッドの愛車と同じフォルクスワーゲン。新聞に公表された似顔絵は、テッドの顔によく似ていた。突然の事態に混乱するリズ。一方、テッドはすべてまったくの誤解だと説明するが、次第にいくつもの事件の真相が明らかになっていく……。