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大島渚の「東京戦争戦後秘話」に主演した後藤和夫が、ジャーナリストとしてパレスチナを取材した経験に基づくドキュメンタリー。かつて、紛争が続くパレスチナを取材した後藤は、新しい映画のシナリオを手に、ロケハンを兼ねて20年ぶりに彼の地を訪れる。後藤は2018年に開館した“シネマハウス大塚”の設立メンバーであり、本作はその第1回作品として製作された。
20年前、後藤はフリージャーナリストとして、民衆蜂起の嵐が吹き荒れるパレスチナの地を取材した。そして今、新しい映画のシナリオを構想し、そのロケハンを兼ねて再訪する。あれから20年、パレスチナはどう変わったのか。あの頃の若者はどうしているのか。かつての取材テープはおよそ200本。破壊と殺戮の記録と、現在のパレスチナが交錯する“老ジャーナリスト、追憶のプライベートムービー”。今も続く占領と抑圧。対話を阻む700キロの分離壁。“世界の紛争の根源地”と言われるパレスチナ。世界は、傍観者でいいのか。
UPCOMING 新作紹介:「傍観者あるいは偶然のテロリスト」
REVIEW 日本映画&外国映画:「傍観者あるいは偶然のテロリスト」
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