会社をクビになり、都会生活にも疲れた孤塚光臣(古川雄輝)は、10年ぶりに故郷に帰ってくる。そこは昔と何一つ変わらない田舎町。そんなある日、光臣は、近所で農園を営んでいる熊井のじいちゃんの養子・大和(竜星涼)と出会う。父親から実家の家具店を継ぐ事を拒絶された光臣は、大和がいる農園の手伝いを始めることに。光臣は当初、大和を「馴れ馴れしくてウザい奴」と思っていたが、大和はふさぎこんでいる光臣を励まし、心の痛みに寄り添う優しい一面を持っていた。やがて、大和は光臣にとって大切な存在に変わっていく。ある夜、光臣と大和は酔いつぶれてしまい、目覚めた光臣は寝ている大和に思わずキスをしてしまう……。