女子高生のミリー(キャスリン・ニュートン)は、片思い中の同級生にも相手にされず、今日も憂鬱な一日をやり過ごそうとしていた。家では夫と死別し悲しみを紛らわすかのようにアルコールに溺れる母と、警察官の姉との板挟みになり、学校では嫌がらせのターゲットにされ、我慢を強いられる毎日。親友のナイラ(セレステ・オコナー)とジョシュ(ミーシャ・オシェロヴィッチ)と一緒にいる時間だけが、ミリーにとって僅かな慰めだった。そんなある日の晩、アメフトの応援後に無人のグラウンドで母の迎えを待っていたミリーに、邪悪な影が忍び寄る。連続殺人鬼ブッチャー(ヴィンス・ヴォーン)が、鳴り響く雷鳴とともにミリーを短剣で突き刺す。間一髪、命を取り留めたミリーだったが、翌朝目覚めると、ミリーとブッチャーの身体が入れ替わっていた。女子高生姿のブッチャーが虐殺計画を進めるなか、中年男姿のミリーは24時間以内に入れ替わりを解除しなければ、一生元の身体に戻れないことを知る……。