突然、謎の立方体に閉じ込められた6人の男女。エンジニアや団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員……。彼らには何の接点も繋がりもない。理由もわからないまま、脱出を試みる彼らに、熱感知式レーザーやワイヤースライサー、火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲い掛かる。仕掛けられた暗号を解明しないと、そこから抜け出すことは絶対にできない。体力と精神力の限界、極度の緊張と恐怖と不安、そして徐々に表面化していく人間の本性……。恐怖と不信感がその場を覆う中、終わりが見えない道のりを、それでも生きるためにひたすら進んでいく。果たして彼らは無事に脱出することはできるのか……?