雷宮光(平岡かなみ)は交際を申し込んだ後輩男子・水無月日向(安慶名晃規)を追い回している最中、特別棟の階段下で男子生徒2人が倒れているのを目撃。ところが、その場に居合わせた者は、誰も犯人らしき人物を見ていなかった。どこにも逃げ場がなかった状況で、犯人はどのように誰にも見られることなく逃走したのか。探偵役となった日向は、事件の真相に迫ってゆく……。ある休日、図書館で勉強をしていた日向と光は、掲示板に貼られた自分たちの写った写真を発見する。その写真は状況から見て盗撮されたものと考えられ、さらに裏には913という謎の数字が残されていた。犯人は何の目的でこんな写真を掲示板に貼ったのか……。光の大学受験を間近に控えたある日の放課後。買い物帰りに入ったカフェで光と日向は、不穏な会話を耳にする。誰かが誰かを貶めようとしている……。耳にしたセンテンスから推測していくうちに、光と日向はどこの誰が誰を貶めようとしているのか気付き始める……。