デヴィッド・ボウイのキャリアのターニング・ポイントとなった1972年のアルバム『ジギー・スターダスト』誕生の舞台裏を描く伝記映画。彼の別人格でもある“ジギー・スターダスト”はいかにして生まれたのか。若き日のデヴィッド・ボウイの苦悩と葛藤に迫る。イギリスでミュージシャンとしての成功を夢見る青年は、アメリカから世界を目指し、瞬く間に時代を駆け抜けた。誰もが知るデヴィッド・ボウイの誰も知らない時間が繰り広げられる。デヴィッド・ボウイ役を、ミュージシャンであり、俳優として「ブルックリンの恋人たち」「アクトレス 女たちの舞台」に出演したジョニー・フリンが務めたほか、「ジョーカー」のマーク・マロンがプロモーター―のロン・オバーマンを、「ハンガー・ゲーム」のジェナ・マローンがデヴィッド・ボウイの最初の妻のアンジーを演じている。2006年の「大統領暗殺」でエミー賞を受賞したガブリエル・レンジが監督を務め、クリストファー・ベルと共に脚本も手掛けた。