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誰かの花

  • だれかのはな
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  • 平均評点

    78.1点(39人)

  • 観たひと

    52

  • 観たいひと

    13

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル ヒューマン / ドラマ
製作国 日本
製作年 2021
公開年月日 2022/1/29
上映時間 115分
製作会社 横浜シネマ・ジャック&ベティ30周年企画映画製作委員会
配給 GACHINKO Film
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督奥田裕介 
脚本奥田裕介 
エクゼクティブプロデューサー大石暢 
加藤敦史 
村岡高幸 
梶原俊幸 
プロデューサー飯塚冬酒 
制作佐直輝尚 
撮影野口高遠 
音楽伴正人 
録音高島良太 
整音東遼太郎 
照明高橋清隆 
衣装大友良介 
ヘアメイクayadonald 
大久保里奈 
助監督松村慎也 
小林尚希 
高野悟志 

キャスト

出演カトウシンスケ 野村孝秋
吉行和子 野村マチ
高橋長英 野村忠義
和田光沙 楠本灯
村上穂乃佳 長谷川里美
篠原篤 岡部聡
太田琉星 楠本相太
大石吾朗 
テイ龍進 
渡辺梓 
加藤満 
寉岡萌希 
富岡英里子 
堀春菜 
笠松七海 

場面

予告編


     

解説

横浜黄金町の老舗の映画館、シネマ・ジャック&ベティの30周年記念映画。「世界を変えなかった不確かな罪」で注目された横浜出身の奥田裕介監督の長篇第2作目。嵐の日に団地のベランダから落ちた植木鉢をめぐって、家族や周囲の者たちの疑念と葛藤が渦巻いていく。鉄鋼所で働く主人公の孝秋に「ケンとカズ」「ONODA 一万夜を越えて」のカトウシンスケ。その両親役に吉行和子と高橋長英の大ベテランを配し、脚本から密なディスカッションが行われた。ある悲劇が「善意」から始まったら、その先に救いはあるのか。老親の介護や認知症、集合住宅の人間模様を縦糸に、被害者/加害者の救済問題を横糸に編まれた人間ドラマ。第34回東京国際映画祭「アジアの未来」部門正式出品作品。

あらすじ

鉄工所で働く孝秋は、薄れゆく記憶の中で徘徊する父・忠義とそんな父に振り回される母・マチのことが気がかりで、実家の団地を訪れる。しかし忠義は、数年前に死んだ孝秋の兄と区別がつかないのか、彼を見てもただぼんやりと頷くだけであった。強風吹き荒れるある日、事故が起こる。団地のベランダから落ちた植木鉢が住民に直撃し、救急車やパトカーが駆けつける騒動となったのだ。父の安否を心配して慌てた孝秋であったが、忠義は何事もなかったかのように自宅にいた。だがベランダの窓は開き、忠義の手袋には土が付いていた。一転して父への疑いを募らせていく孝秋。「誰かの花」をめぐり繰り広げられる偽りと真実の数々。それらが亡き兄の記憶と交差した時、孝秋が見つけたひとつの〈答え〉とは。

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