コールセンターでオペレーターとして働く台湾系フランス人のエミリー(ルーシー・チャン)を、ルームシェアを希望するアフリカ系フランス人の高校教師カミーユ(マキタ・サンバ)が訪ねてくる。2人は即、セックスする仲になるものの、ルームメイト以上の関係になることはない。同じ頃、法律を学ぶため、ソルボンヌ大学に復学したノラ(ノエミ・メルラン)は、年下のクラスメートに溶け込めずにいた。その上、金髪のウィッグをかぶり、学生の企画するパーティーに参加した夜をきっかけに、元ポルノスターでカムガール(=ウェブカメラを使ったセックスワーカー)の“アンバー・スウィート”(ジェニー・ベス)本人と勘違いされ、学内中から冷やかしの対象となってしまう。大学を追われたノラは、教師を辞め、一時的に不動産会社に勤めるカミーユの同僚となり、魅惑的な3人の女性と1人の男性の物語がつながっていく。