神奈川県川崎市にある子どもたちの居場所「川崎市子ども夢パーク」=通称「ゆめパ」。家庭でも学校でもない第3の子どもの居場所を公設民営で運営している先進的なモデルとして全国の自治体から注目を集める「ゆめパ」の日々を3年にわたって撮影したドキュメンタリー。撮影中の2020年3月に新型コロナウイルスの感染拡大により全国の学校が一斉休校となった時も「ゆめパ」は子どもたちを受け入れ続けた。子どもも大人も一緒にみんなが作り手となって生み出される「居場所の力」と、時に悩みながらも自ら考え歩もうとする「子どもの力」を、「さとにきたらええやん」の監督・重江良樹とプロデューサー・大澤一生のチームが情感豊かに描き出す。いまを生きるすべての子どもと、かつて子どもだった大人に贈る、生きる力を育む大切な「じかん」の物語。