マイキー(サイモン・レックス)が故郷テキサスシティに帰ってくる。彼は「ポルノ界のアカデミー賞を5回逃した」元ポルノ俳優。だが、今は落ちぶれて、顔は傷だらけ、所持金は22ドルしかない。別居中の妻レクシー(ブリー・エルロッド)と義母リル(ブレンダ・ダイス)に嫌がられながらも、どうにか家に転がり込むことに成功する。マイキー本人は「俺のスキルと能力があれば怖いものなしさ」と根拠のない自信を振りかざすものの、17年のブランクで仕事はない。昔のつてでマリファナを売りながら糊口を凌いでいたある日、ドーナツ店で働く少女ストロベリー(スザンナ・サン)と出会い、マイキーの中で「スイッチ」が入る。マイキーは再起を夢見て、ストリベリーをあの手この手で口説きはじめるが……。