同窓会で再会した産婦人科医の北田一樹（青柳翔）と定期的に会う関係となったシングルマザーの森村抄子（行平あい佳）。彼女は30代後半に差し掛かった自分の年齢を気にし始めていた。そんななか、とある事情から一樹が17歳の少女・山田咲（髙石あかり）の面倒を見る事になる。次第に一樹に惹かれてゆく咲は抄子への嫉妬心を募らせ、その想いがある事件を引き起こす。それをきっかけに一樹は抄子に関係を終わらせることを提案するのだった。その言葉に失望する抄子であったが、自身も想いを寄せられていた23歳のボクサー・市原猛（石橋侑大）に惹かれてゆく。だが抄子は、純粋な猛のことを悪く思えないものの、どこかで一樹のことが忘れられないでいた。そんな折、突然、抄子の前に咲が現れる……。