横浜市在住の検事・寺井啓喜(稲垣吾郎)は、息子が不登校になり、教育方針をめぐり妻と度々衝突している。広島のショッピングモールで契約社員として働いている実家暮らしの桐生夏月(新垣結衣)は、代わり映えのしない日々を送る中、中学のときに転校していった佐々木佳道(磯村勇斗)が地元に戻ってきたことを知る。ダンスサークルに所属する諸橋大也(佐藤寛太)は準ミスターに選ばれたほどの容姿。学園祭のダイバーシティをテーマにしたイベントに大也が所属するダンスサークルの出演を計画した神戸八重子(東野絢香)は、大也のことを気にしていた。家庭環境も見た目も性的指向も異なり、異なる場所で生きてきた彼らの距離が少しずつ近づき、ある事件をきっかけにそれぞれの人生が交差する。