メドゥーサ　デラックス

ヘアコンテストの会場で発見されたスター美容師の変死体をめぐる英国発ミステリー。ライバルの美容師3人と4人のモデルたち、コンテストの主催者、殺された美容師の恋人や警備員たちをワンショットで撮影し、関係者の間に広がる混乱と事件の真相を映し出す。監督・脚本は、本作が長編デビュー作となるトーマス・ハーディマン。撮影監督は、「女王陛下のお気に入り」のロビー・ライアン。出演は、ドラマ『ヴァンパイア・アカデミー』のアニタ＝ジョイ・ウワジェ、「秘密と嘘」のクレア・パーキンス、「キャッシュトラック」のダレル・ドゥシルバ。2022年ファンタスティック・フェスト最優秀監督ネクスト・ウェーブ賞受賞、2022年シッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀作品賞ノミネート、2022年ロンドン映画祭サザーランド杯ノミネート。

年に一度開催されるヘアコンテストの会場。開始直前、優勝候補と目されていたスター美容師・モスカが変死体となって発見される。担当のモデルが席を外したわずか数分の内に、奇妙にも頭皮を切り取られた姿になっていたのだ。会場でコンテストの準備を進めていたクリーヴ（クレア・パーキンス）、ケンドラ（ハリエット・ウェッブ）、ディヴァイン（カイラ・メイクル）のライバルの美容師3人、それぞれが担当するティンバ（アニタ＝ジョイ・ウワジェ）、エッツィ（デブリス・スティーブンソン）、イネス（カエ・アレキサンダー）、アンジー（リリト・レス）ら4人のモデルたち、さらにコンテストの主催者レネ（ダレル・ドゥシルバ）、モスカの恋人アンヘル（ルーク・パスカリーノ）、警備員のギャック（ハイダー・アリ）とパトリシオ（ニコラス・カリミ）が、事件や人間関係に関する噂を囁き始める……。