「おもいで写眞」の熊澤尚人監督が、パリュスあや子の第14回小説現代長編新人賞受賞作を映画化したミステリー・ロマンス。日本は惑星難民Xの受け入れを発表。人間の姿に擬態し日常に紛れ込んだXに対する不安が広がる中、記者の笹はX疑惑のある良子に近づく。人との関わりを避けひっそりと生きる良子を「虹の女神 Rainbow Song」で熊澤監督と組んだ上野樹里が、良子に惹かれていく週刊誌記者・笹を「ダイブ!!」で熊澤監督と組んだ林遣都が演じるほか、「ガッデム阿修羅」など台湾で活動する黃姵嘉(ファン・ペイチャ)、「ALIVEHOON アライブフーン」の野村周平らが出演、よそものに対する警戒心や、偏見や恐怖を乗り越え隣りにいる人を大切に思う優しさを描く。