戦時下、カラトラーヴァ家の令嬢レオノーラ(リーゼ・ダーヴィドセン)は、敵方であるドン・アルヴァーロ(ブライアン・ジェイド)と恋に落ち、駆け落ちを計画する。しかし父親に見つかってしまい、揉み合ううちにアルヴァーロの鉄砲が暴発し、父親を死なせてしまう。ふたりは逃げる途中で別れ別れになってしまい、レオノーラは修道院の奥の洞窟に身を隠し、アルヴァーロは軍に入隊する。レオノーラの兄ドン・カルロ(イーゴル・ゴロヴァテンコ)は父の仇としてふたりを追っていたが、アルヴァーロは決闘を逃れて修道院に入る。そこはレオノーラが隠れている場所だった。カルロに追い詰められたふたりは再会を果たすが……。