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石黒賢

  • Ken Ishiguro
  • 出演/音楽
本名
出身地 東京都港区
生年月日 1966/01/31
没年月日

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略歴

東京都港区の生まれ。プロテニスプレーヤー・石黒修の次男で、成城学園高校在学中の1983年、大学のテニス部を舞台にしたTBSのドラマ『青が散る』で主役に抜擢され俳優デビューする。爽やか好青年ぶりが評判となり、澤井信一郎監督「めぞん一刻」86では、ヒロインの相手役・五代裕作に扮し映画初出演も果たした。87年の「やるときゃやるぜ!/COME BACK HERO」で、タレントに恋する便利屋青年役で映画初主演。翌年のNHK連続テレビ小説『ノンちゃんの夢』、次いでTBS『3年B組金八先生』88で初の先生役を好演し、全国的に知られる顔になる。大森一樹監督「満月」91ではタイムスリップしてきた武士が恋敵になってしまうヒロインの恋人役で、コミカルな演技も披露。三谷幸喜脚本のフジテレビ『振り返れば奴がいる』93での熱い倫理観を持つ医師、同局『ショムニ』98~02での女子社員たちの憧憬の的であるエリート社員役なども印象に残る。映画はその後も、水谷俊之監督「ISOLA/多重人格少女」00で研究一筋で世離れした助教授役、樋口真嗣監督「ローレライ」05では堅物の海軍大尉役、サトウトシキ監督「ジャイブ・海風に吹かれて」09では、都会生活に倦んでヨットの旅を実践する主人公を熱演。正統実力派と呼ばれ、爽やかな青年から年齢を重ねた力強さを感じさせる演技者に成長し、下山天監督「パーフェクト・ブルー」10では将来有望な投手の長男と問題の多い次男を持つ難しい父親役をこなした。テレビドラマはほかに、フジテレビ『殴る女』98、『不信のとき/ウーマン・ウォーズ』06、『CHANGE』08、TBS『真夜中の雨』02、NHK『新選組!』04、『ウェルかめ』09、テレビ朝日『着信アリ』05、WOWOW『マークスの山』10など多数。近年は絵本の翻訳や舞台『今の私をカバンにつめて』10でミュージカルに挑戦するなど、幅広いジャンルで活躍している。

キネマ旬報の記事

1994年5月下旬号

インタビュー:石黒賢