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辰巳琢郎

  • Takuro Tatsumi
  • 出演
本名
出身地 大阪府大阪市
生年月日 1958/08/06
没年月日

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略歴

大阪府大阪市の生まれ。京都大学文学部在学中に劇団“そとばこまち”を起ち上げ、“つみつくろう”の名で俳優兼座長として関西を中心に活動。当時の学生演劇ブームを牽引する。1984年に大学を卒業後、NHK連続テレビ小説『ロマンス』に本名でテレビドラマ初出演し、本格的に俳優としてスタートを切る。その後は、TBS『少女に何が起こったか』85、フジテレビ『あまえないでヨ!』87、『夏の嵐』89、『もう誰も愛さない』91、NHK『京ふたり』90、日本テレビ『結婚しないかもしれない症候群』91などのドラマに次々と出演し、正統派の二枚目から陰のある悪役までさまざまに演じて、ポジションを確立した。映画は、92年の東陽一監督「橋のない川」で、被差別部落出身の事実を隠して進学するが根強い差別に遭い挫折する寺の息子・村上秀昭役を演じ初出演。同年の五社英雄監督「女殺油地獄」では、放蕩者の弟とは対照的に優秀な油屋の長男・太兵衛を演じ、以後も、原隆仁監督「夜逃げ屋本舗2」93、大森一樹監督「大失恋。」95、大河原孝夫監督「ゴジラVSデストロイア」95などに出演を重ねる。91年から93年まで、フジテレビのミニ番組『くいしん坊!万才』でレポーターをつとめ、お茶の間に人気が浸透。その後も、軽妙なトークや豊富な知識を活かしてバラエティ番組、クイズ番組などで多く活躍する。94年からはTBS『浅見光彦シリーズ』で探偵役のルポライター・浅見光彦を演じ、2000年に沢村一樹に交代するまで13作で主演をつとめた。テレビドラマはほかに、NHK『信長』92、『愛をみつけた』95、『女神の恋』03、『陽炎の辻/居眠り磐音・江戸双紙』07~09、『篤姫』08、フジテレビ『ひとつ屋根の下』93、テレビ朝日『味いちもんめ』96、日本テレビ『冷たい月』98、『神の雫』09、TBS『浅草ふくまる旅館』07など。映画も、平山秀幸監督「レディ・ジョーカー」04で誘拐されたビール会社社長の弟、山田火砂子監督「石井のおとうさんありがとう」04で日本初の孤児院を作った石井十次を経済面で支える実業家を演じたほか、井坂聡監督「破線のマリス」00、松尾昭典監督「手紙」02、酒井信行監督「恋する彼女、西へ」08、小沼雄一監督「結び目」10などに出演している。また、日本ソムリエ協会の名誉ソムリエでもあり、司会をつとめる『辰巳琢郎のワイン番組』06~がBSフジで放送中。

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