静岡県浜松市の生まれ。県立浜名高校卒業。1991年の“第4回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト”でグランプリを受賞し、芸能界入り。モデルの仕事などを経て、93年の橋口亮輔監督「二十才の微熱」で俳優デビューし、ゲイバーで働く冷めた大学生・樹役を演じて、毎日映画コンクール新人賞に輝く。その後は、廣木隆一監督「800/TWO LAP RUNNERS」94で事故で亡くなった伝説の800mランナー、渡邊孝好監督「君を忘れない」95で東大卒で反戦主義者の海軍少尉、榎戸耕史監督「渇きの街」97で自らの凶暴性に目覚める破滅的な青年などを演じる一方で、テレビドラマでも活躍。TBS『いつも心に太陽を』94、『最後の恋』97、『スウィートシーズン』98、フジテレビ『時をかける少女』94、テレビ朝日『東京大学物語』94など多数にレギュラー出演し、正統派の二枚目からクセのある青年役などまで幅広く演じて、人気を獲得する。2000年、行定勲監督「ひまわり」の麻生久美子演じる行方不明の同級生を回想する青年役で主演。久石譲監督「カルテット」01でも高名な父を持つバイオリニスト役で主演し、以降も、青春スターから個性派の脇役に次第に転じて、堤幸彦監督「明日の記憶」06、成島出監督「ミッドナイト・イーグル」07、森田芳光監督「わたし出すわ」09など数々の映画に出演する。故郷の浜松を舞台にした太田隆文監督「青い青い空」11では、書道部の教え子たちの活躍を見守る教師役を演じている。テレビドラマはほかに、TBS『天国に一番近い男』99・01、『ぼくが地球を救う』02、『ジョシデカ!/女子刑事』07、日本テレビ『隣人は秘かに笑う』99、『仔犬のワルツ』04、NHK『江・姫たちの戦国』『ビターシュガー』11など。