菅原浩志(別名義は菅原比呂志)は、日本の映画監督・脚本家・プロデューサー。北海道夕張郡長沼町生まれ。高校卒業後に渡米し、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)芸術学部映画テレビ学科で映画製作、演出を学ぶ。在学中は「フラッシュ・ダンス」「カラーパープル」などのエグゼクティブ・プロデューサー、ピーター・グーバーに師事し、クームルーデ賞を受賞。81年同大学卒業後、ロサンゼルスでのコマーシャル・フィルムの仕事を経て、翌82年に帰国、角川春樹事務所に入社。同年「汚れた英雄」に助監督としてつき、以後「里見八犬伝」(83)、「愛情物語」「天国にいちばん近い島」(84)、「二代目はクリスチャン」(85)、「キャバレー」(86)でプロデューサーを務めた。88年には「ぼくらの七日間戦争」で監督デビュー。また、同作では脚本も担当している。角川春樹事務所初の社員監督。その後は、菅原浩志の名義で脚本・監督作品を発表し、「ほたるの星」(04)、「早咲きの花」(06)、「写真甲子園0・5秒の夏」(17)、「カムイのうた」(23)などを手掛ける。