奈良県奈良市の生まれ。日本大学文理学部哲学科在学中の1990年に、松村武、吉田晋一らと劇団カムカムミニキーナを旗揚げ。『獅子女ケニアの時代』94、『鈴木の大地』97などの公演で、看板役者として活躍する。99年の金子修介監督「ガメラ３・邪神（イリス）覚醒」で映画初出演。また、フジテレビ『古畑任三郎』99では、運転手やウエイターなどさまざまな職業で現れては勘だけで犯人を言い当てる男・花田役で出演し、徐々にお茶の間でも人気を博すようになる。2001年には、木村拓哉主演の同局『HERO』でお調子者の検察事務官に扮して印象を残し、その後は、同局『ココリコミラクルタイプ』01～07、『トリビアの泉』03～06などのバラエティ番組で活躍。知名度が飛躍的に上昇する。そうしたタレント活動や舞台出演と並行して、フジテレビ『救命病棟24時』99、『合い言葉は勇気』『編集王』00、『空から降る一億の星』『天体観測』02、『美女か野獣』03、『ワンダフルライフ』04、テレビ朝日『別れる２人の事件簿』00、NHK『新選組！』04など多数のテレビドラマにもに出演。映画はその後、原田眞人監督「突入せよ！・『あさま山荘』事件」02、陣内孝則監督「ロッカーズ」03、星護監督「笑の大学」04などに助演し、04年の大谷健太郎監督「約三十の嘘」では、霊感商法で小金を稼ぐ自信過剰のサギ師を怪演。君塚良一監督「容疑者・室井慎次」05では“訴訟パラノイア”の異名をとる辣腕弁護士・灰島秀樹役で強烈なインパクトを与え、灰島を主人公にした翌06年のフジテレビ『弁護士・灰島秀樹』ではドラマ初主演もつとめた。08年の池田敏春監督「秋深き」では佐藤江梨子演じる元ホステスの妻にべた惚れの中学教師役で主演し、好評を博す。ドラマはほかに、フジテレビ『Ns'（ナース）あおい』06、『太陽と海の教室』08、TBS『パパとムスメの７日間』07、『GM／踊れドクター』10、日本テレビ『貧乏男子（ボンビーメン）』08、『ギネ・産婦人科の女たち』09、『怪物くん』10、テレビ朝日『ダンディ・ダディ？／恋愛小説家・伊崎龍之介』09、NHK『とめはねっ！・鈴里高校書道部』10など。