東京都の生まれ。小学生から中学生にかけての6年間をオーストラリアで過ごし、帰国後はプール学院高校を経て、恵泉女学園短期大学に通った。18歳の時、スカウトされて雑誌『CanCam』でモデルデビュー。1997年には、テレビ朝日の子供向け特撮ドラマ『ビーロボカブタック』で女優デビューするとともに、アイドルグループ“ベイキャニオンズ”のメンバーとして歌手デビューも果たす。さらに98年にはTBSの深夜バラエティ番組『ワンダフル』で第1期生ワンギャルとして人気を博し、『NOBLE』『SOLEIL』などの写真集も発売した。99年、日本テレビ『夜逃げ屋本舗』『隣人は密かに笑う』『新・俺たちの旅 Ver.1999』など、テレビドラマに連続出演。2000年には観月ありさ主演のフジテレビ『ナースのお仕事3』で、伊藤かずえ演じるお局ナース・大島の取巻き3人組のひとりとして、コメディエンヌぶりを披露する。02年に作られた「ナースのお仕事 ザ・ムービー」02にも同じ役で出演。映画デビューは01年の滝田洋二郎監督「陰陽師」01。韓国映画「風のファイター」04などの出演を経て、映画初主演となったサイコスリラー「東京伝説・蠢く街の狂気」04では、気味の悪い現象に次々と襲われる女性役を体当たりで熱演。同年にはTBSの昼帯ドラマ『メモリー・オブ・ラブ』04でドラマ初主演も飾り、昼ドラらしい愛憎劇の中で、19歳から26歳へと成長する美しいヒロインを演じている。その後も、「東京伝説」の及川中監督と再び組んだ「メノット」05で官能的な演技を披露し、実在の化学者の伝記映画「さくら、さくら/サムライ化学者・高峰譲吉の生涯」11では主人公の妹とその曾孫の二役を演じ分けた。テレビドラマは映画以上に精力的に出演し、ほかの主な作品にTBS『しあわせのシッポ』02、NHK『ロッカーのハナコさん』02・03、『ちゅらさん4』07、フジテレビ『鬼嫁日記』05、『金色の翼』07、テレビ東京『かりゆし先生ちばる!』09などがある。06年の『ハルちゃん』で舞台にも初挑戦。『見よ、飛行機の高く飛べるを』07では主演もつとめた。また、TBS『水戸黄門』には異なる役で4度出演しており、第42部で共演した落語家・二代目林家三平との婚約を、11年1月に発表した。