イギリス・ロンドン生まれ。美術学校を卒業後、広告業界で働き始めるが、演劇を学んで俳優の道へ。62年に「可愛い妖精」で銀幕デビュー。2作目の「奴隷戦艦」(62)でアカデミー賞助演男優賞候補となり、続く「コレクター」(65)で、精神異常の誘拐犯を演じてカンヌ国際映画祭男優賞を受賞。演技派としての地位を確立するが、70年代前半は映画界から距離を置き、インドで隠遁生活を送った。復帰以降は「スーパーマン」(78)、「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」(99)などメジャー大作から「イギリスから来た男」(99)、「アンコール!!」(12)といった小品まで、幅広く活躍を続けている。