アメリカ・ウィンターセット生まれ。大学時代、撮影所の小道具係として働いていた時にジョン・フォード監督に見いだされて映画界入り。26年に映画デビューし、B級西部劇スターとして約10年活躍。フォード監督作「駅馬車」(39)の演技が認められてトップスターへの道が開け、以降は「赤い河」(48)、「アパッチ砦」(48)、「黄色いリボン」(49)、「捜索者」(56)、「リオ・ブラボー」(59)、製作・監督も兼ねた「アラモ」(60)、アカデミー主演男優賞に輝いた「勇気ある追跡」(69)等、西部劇スターとして不動の地位を築く一方で、戦争映画にも多く主演した。遺作は老ガンマンの、最後の闘いを描いた「ラスト・シューテスト」(76)。